今週のことば
『平常心(へいじょうしん)』
平常心とは、心が乱れるさまざまな状況の中でも、静かで平穏な心を保つことです。日々の忙しさや困難の中で、この心が如何に私たちの生活にやさしく寄り添っているかを感じてみましょう。この一週間を通じて、平常心を持つことの意味を共に考え味わっていきましょう。
やさしい解説
平常心は、まるで静かな水面のように、外界の波に動じることなく、穏やかさをたもつ心のあり方を指します。この心は、慌ただしい日々の中で自分自身を見失うことなく、いつも中心である自己を保ち続けることを助けてくれます。例えば、誰かの言葉に怒りを感じそうになった時、一呼吸置いて心の中心に戻ることができれば、その怒りに振り回されることなく、自らの心を穏やかに保つことができるのです。「あなたは一人ではない」、私たちの心にはいつも平穏をもたらす力が宿っています。「見守られている」感覚を大切に、自分も他人も優しく受け入れていきましょう。
実践ヒント
① メールを書く前や電話をかける前に、ほんの少し静かに呼吸を整えてみましょう。その小さな瞬間が、平常心を取り戻すきっかけになります。
② 散歩中に、自然の美しさに心を寄せてみてください。木々や花々は私たちに穏やかな時の流れを教えてくれます。
③ 一日の終わりに、今日一日に感謝の気持ちを持つことで、心に平穏をもたらし、心地よい眠りにつく準備をすることができます。
日々の暮らしに一言
どんな時も平常心を保つことは、決して容易ではありませんが、毎日の小さな実践が、大きな力となりえます。忙しく過ぎる時、悲しみに触れる時、喜びが溢れる時も、全ての瞬間に心が静かな湖のようであれば、生きることの深い満足を感じることができるでしょう。
これらの思いを胸に秘めつつ、今日も一歩一歩前に進んでいきましょう。そして、たとえ心が揺れ動くことがあっても、「心の湖はいつも静かです」と自らを励まし、その穏やかさを取り戻してください。
ごあいさつ
今週も「法華経と仏教のことば」をお読みいただき、ありがとうございました。
来週も皆様の心にやさしく寄り添う言葉をお届けできるよう努めます。どうぞ安らかな一週間をお過ごしください。

