〜子どもと家族の幸せを祈る、心静かな一日〜
鬼子母神大祭について
福島県三島町にある 岩倉山 では、
毎年 鬼子母神(きしぼじん)大祭 が厳かに執り行われています。
鬼子母神さまは、
子どもを守り、家族の安寧を見守ってくださる仏さま として、
古くから多くの方に親しまれてきました。
この大祭は、
地域の皆さまが心をひとつにし、
日々の感謝と祈りを捧げる大切な行事です。

当日の様子
当日は、岩倉山の自然に包まれた静かな空間の中で、
読経とご祈祷が行われました。
山の空気に響くお経の声は、
訪れた人の心をやさしく整え、
日常の慌ただしさを忘れさせてくれるようでした。
ご参列された皆さまは、
それぞれの想いを胸に、
静かに手を合わせておられました。
鬼子母神さまへの祈り
鬼子母神さまは、
- 子どもたちの健やかな成長
- 家庭の安全と平穏
- 地域の安らぎ
を見守ってくださる仏さまとして信仰されています。
この日も、
「家族が元気で過ごせますように」
「子どもたちが笑顔で育ちますように」
そんなやさしい願いが、
岩倉山にそっと届けられました。

地域に根づく大切な行事として
鬼子母神大祭は、
単なる年中行事ではなく、
人と人の心をつなぐ場 でもあります。
顔を合わせてあいさつを交わし、
同じ祈りの時間を共有することで、
地域の絆が静かに、そして確かに深まっていきます。

おわりに
自然豊かな岩倉山で執り行われた鬼子母神大祭は、
心を落ち着かせ、
あらためて「守られていること」への感謝を感じる
尊いひとときとなりました。
これからもこの大切な行事が、
世代を越えて受け継がれ、
三島町のやさしい灯として続いていくことを願っております。



